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Channel: 体臭・加齢臭のにおい対策 自分のニオイを変える
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わきの臭い わきが・多汗症の保険治療と手術費用は

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わきが手術とは?

わきがの手術はどのようなものかというと、においの原因となっている、アポクリン腺、エクリン腺、皮脂腺を除去することです。

においの元になっている部分を除去し、それまであったニオイをなくそうというものです。
手術で取ってしまうので、いままでのにおいが弱くなり、いつまでも持続してにおいをなくします。

わきが手術の種類

手術の方法も一つだけでなく、もちろんその方の症状を確認してから行われます。


比較的軽度な症状の場合

ボトックス注射(多汗症向け)

 顔のしわやたるみにも使われる、ボツリヌス菌を注射するものです。
発汗するときの伝達物質を抑えることにより、汗の量を減らします。

多汗症に大きな効果があり、汗の量をへらし、汗が減るとにおいの元も同時に減るので、効果はありますが、効果が永遠に続くわけではなく、平均して半年から1年の間です。

保険が適用されるため、費用は3万ほどです。


中度の症状の場合

レーザー治療

脱毛レーザーを使い、わきがの原因である、アポクリン線を焼いてしまうものです。
脱毛レーザーで毛穴ごと焼いてしまいます。
1回の治療は5分ほどで、すぐに終わってしまいます。
しかし、3回~5回ほど通院し、レーザー照射が必要になります。

さらに、毛穴ごとやいてしまうので、脱毛も同時にできます。
さらに多汗症にも効き目があります。

費用は7万円~です。


重度の場合

剪徐法(せんじょほう

今、多くの方が施術している方法で、ワキの下を5cmほど切り、皮膚を裏返して直接、汗腺等を取り除く手法です。

ドクターが目でみて直接アポクリン腺を排除していくので、失敗が少なく、確実です。
しかし、5cmほど切り口を入れるため、手術の後が残る場合もあります。
術後も傷口が治るまで麺やガーゼなどで押さえておく必要があります。

費用は10万~で、保険が適用されます。

皮下組織吸引法

剪除法のように大きな切り口で手術するのではなく、1cmほどの穴から、中の汗腺を除去するというものです。

傷口が気になる人などがしますが、目でみて確認などしていないので、完全に汗腺を取り除くことができない場合もあります。よって、再発の可能性もあります。

費用は15万~で、保険の適用はできません。

最後に

わきがの手術は、汗腺を取り除くことで、永久的ににおいの元を無くすことができます。
しかし、再発することもあり、病院、先生を選ぶのが大切です。
よくある事例で、手術の後、においが強くなったとか、汗をもっとかくようになった、と言われる方も多いようですが、実は、手術によって毛がなくなり、摩擦が多くなって汗を感じやすくなっていたり。
汗腺がないからといって安心していると、毛穴に皮脂や汚れがはいり、汗と雑菌によってにおいが発生することもあります。

さらに、汗を書くようになった、においがつよくなったと思い込み、気にすることで、余計に汗の分泌が多くなって、逆効果だったということもあります。

しかし、重度の患者さんにとっては、一日も早く臭いを無くし、普通に生活したいと思っていることだと思います。
手術は、色々試して、もうこれしかないと思ったときに、良い病院、良いお医者さんを探してください。

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